新型コロナウイルス肺炎の休校対応について

新型コロナウイルス感染対策の政府の要請を受け3月2日より福岡県のほとんどの学校が休校することになりました。

The塾は感染予防対策はとりますが、通常通りの授業を行うことにいたします。発熱や咳等の感冒症状のある生徒さんはお休みしてください。塾の方でも発熱、感冒症状等のチェックはさせていただきます。

政府が休校を要請した理由は新型コロナウイルス感染の蔓延を防ぐためではありません。今回の要請の目的は厚生大臣がプレスの返答をしていた子供たちへの感染を防ぐためではありません(厚生大臣なのでしっかり勉強してほしいところです)。感染のピークをずらす、1日に1万人の感染者が出るところを3日かけて3500人づつになるような感じ、ことが目的です。

短期間に感染者が大量に発生するとその中にある程度の割合で起こる重傷者の医療機関への受け入れができなくなるためです。

学校を休校にすると子供間での濃厚接触から大量に感染者が生じその感染した子供が帰宅して家族が感染し一気に感染者が増えるということを防ぐことになります。満員電車をやめる、会社を休みにする、などより社会活動、経済活動に与える影響が少なく有効性が高いため僕は安倍首相の決断を支持します。

新型コロナウイルスはこれからすべての日本人に曝露していきますが、通常の風邪ウイルス(コロナウイルス自体が通常の風邪ウイルスです)やインフルエンザと同じような経過、ある人は症状が出て、ある人は無症状、感染してこじらせた人の中に死亡する人が出る、このような経過をとって収束していきます。

以上から

新型コロナウイルスがインフルエンザなどと比べて特別致死性が高い疾患でないこと

塾で個別に講義をすることが一気に感染患者数を増やすことに関係しない。自宅に閉じこもっての生活よりは子供間の感染のリスクは上げるかもしれないが学校に行かないだけで残りは通常の生活をするのなら感染のリスクは変わらない、塾に勉強に来ることと例えばサンリブに買い物に行くことの感染のリスクの差はない

という判断で塾は通常の運営をすることを決定しました。

今後ウイルスの変異などで状況が変わりましたら対応を変更していく可能性はあります。

秋山